いっぱい、いっぱい・・・

新規開店! あす7月1日午前0時!!
http://hinohara.iza.ne.jp/blog/
囲碁を打ったこともない人間が囲碁の特集面を作る・・・整理の世界ってこんなものです。
本日付で産経新聞に掲載されている「第48期十段戦 第22期女流名人戦 合同就位式」の特集紙面は、囲碁と言えば「五目並べ」しかしたことのない私が担当しています。かくいう私ですが、亡くなったオヤジは囲碁が好きで、確か「段」を持っていたような・・・血がなせる技かどうか、社会面を担当している頃は“年中行事”として担当せざるを得ない各種囲碁の記事で見出しを間違ったことはありません(悩むことはしょっちゅうでしたが・・・)。
「囲碁の見出しのコツはスポーツにあり」
と言い放ったら、関係者からお叱りを受けるかもしれませんが、新聞各紙の紙面をにぎわせるタイトル戦の域に達したら、それはもうスポーツと同じ真剣勝負の世界。一局一局の勝負の勢い、迫力を伝える言葉に違いはないといえます。
そんなわけで、運動面を“主戦場”とした私は、囲碁や将棋のタイトル戦の記事で見出しをつけるポイントを外したことがありません。もちろん、解説記事をジックリ読みこなして「これだ!」と選んでいるわけではなく、囲碁や将棋に通じていない読者にもわかる言葉で戦いの息吹をそのまま伝えようとしているだけなんですが。
さて、今回の特集
張十段は 望外の3連勝で初防衛
謝女流名人は 未到の「5連覇」を目指す
とつけてみました。お茶の間“観戦者”の判定やいかに・・・
なんと、今年初の横浜中華街です。「よこちう」なんてイキがって、月1ペースでおじゃましていたのは何だったんでしょう・・・

久しぶりといっても、足が向かうのはおなじみ「大三元」さん。マイ定番の五目焼きそば&餃子です。
ここの焼きそばの麺の不思議な食感を一度味わったらヤミツキになりますよ~。表面は焦げ目がつくほどパリパリなんですが、中はフワフワ・・・ど~なっているんでしょうかねぇ。餃子の方は、いつものようにモチモチの皮で大満足です。スーパーなどで手に入る出来合いの皮の倍の厚さはあるんじゃないでしょうか? よく読むイザ!外ブログに「中国では餃子は主食のカテゴリー」とあるのを読んだ事がありますが、ココの餃子を食べると「それもあり」とうなづけてしまいます。

食後は腹ごなしがてらにお店の隣にある「媽祖廟」へ。漁業や航海の神様である媽祖を御まつりするこの廟が横浜注かッ外にできたのは2006年。故郷から遠く離れた日本で暮らす中華街の人たちにとっては、大切な拠り所なんでしょうね。
横浜媽祖廟 http://www.yokohama-masobyo.jp/jp/main.html
宮田大先輩が早くもアップされていますが、サッカーW杯で盛り上がるスポーツシーンの陰に隠れて奮戦を続けているラグビー日本代表が、「パシフィックネーションズ杯(PN)」で2勝目を挙げました。
唯一の黒星であるフィジー戦も8-22の大健闘ですから、「番狂わせが少ない」といわれるラグビーの世界で着々と地力をつけているのではないかと・・・
第1戦 vsフィジー 8-22(前半0-3)
第2戦 vsサモア 32-23(前半25-6)
第3戦 vsトンガ 26-23(前半6-10)
宮田さんのエントリと日本協会のマッチ・レポートを読むと、薄氷の勝利だった様子がうかがえます。BKの軸であるCTBライアン・ニコラス選手が早々に脳しんとうで戦線離脱し、フィフティーンにもかなりの動揺が広がったようです。そこで大崩れしないところが、日本のレベルアップを示す証拠。特に、テストマッチ57キャップ(歴代10位)&2回のW杯出場経験を誇るベテランWTB小野沢宏時選手が、「とにかく時間をかけて。ゲームを切っていこう」とトンガ側に流れそうな流れを押しとどめたあたりはさすがと言わざるを得ません。
相変わらずSOジェームス・アレジのキックに頼る日本の得点源ですが、後半10分の初トライで逆転を決めたのはプロップ畠山健介選手。FW第一列でスクラムを組み、常に対戦相手を肩と肌で知る巨漢の大仕事でした。
大会はフィジー、サモア、トンガ、日本の代表チームの総当たりで争われました。発足当初はジュニア・オールブラックス、豪州Bといった強豪チームの“2本目”も参戦していましたが、なんとなく現行の4チームに固定されてしまったようです。「強豪にもまれ、世界ランク10位以下のチームの底上げを図る」といった目的がどこまで実現できているか不明ですが、今回の日本に限って言えば「成果大!」ということができますね。
日本代表の「春シーズン」はこれにて終了。秋の「リポビタンDチャレンジ2010」には、来年のW杯出場を決めているロシア代表(IRBランク18位)とサモア代表(同13位)が来日するそうです。ランク12位の日本とほぼ同レベルといっていい両国だけに、W杯に向けた“小手調べ”にちょうどいいのかもしれませんが、サモア代表はPNでの雪辱を期してくるでしょうから油断大敵です。
あまり縁がないようですが、時々、恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館にでかけます。写真って撮るだけじゃなく見るのも楽しいですからね。特に今回は見たい展示会が目白押しで、「写真展のハシゴ」という、めったにない経験をしてきました。
←今回見た3つの写真展
▼2010世界報道写真展
世界報道写真財団が主催し、前年に撮影・応募された報道写真(※)の中から選ばれた作品が並びます。
「見に行ってみようかな」という方にまずご注意を。こちらに掲出されている「報道写真」、普段、新聞で目にするものとは趣が異なります。欧米の事情には疎いのですが、日本の「報道写真」の場合、被写体の権利を尊重すると同時に、読者に不快感を与えないことを大前提に掲載されます。はっきり言ってしまえば、「死体は載せない」。日本の場合、宅配される朝刊が主流のため、「朝から見たくないもの」を押し付けることはしないという主旨をご理解ください。
さて、大賞のマストゥルツォ氏の作品は複数からなる「組写真」なんですが、1枚だけ取り出しては何が何やら分かりません。建物の屋上で女性が口に手を当てて何が叫んでいる。夜の写真なんで画質も荒れ気味で、中には明らかにブレているものも。
写真説明を読んでやっと何をやっているのか判明します。不正が指摘され騒ぎになった2009年のイラン大統領選で、「落選」とされたムサビ氏の支持者が不満を募らせ、夜毎、住宅の屋上に上がって叫ぶ様子を伝えるのだとか。
デモ隊が繰り出し、体制側の鎮圧部隊と衝突するなど、直接的な行為を撮した写真なら一発で分かります。見た直後は、「何で回りくどい表現するかなぁ~」と不思議でしたが、後でジワジワと来ましたね。イランの人たちの不安、希望と失望・・・直接的な行為を撮した1枚の写真より記憶に残ったかもしれません。
被写体の選び方にも感服しますが
これぞ組写真
と、目から鱗がボロボロと落ちました。
私のブログでも何枚か張り合わせた“組写真”を掲載しますが、あくまで便宜上あるいは都合上のもの。「何枚も載せたいけどデータが増えちゃうから」では「組写真」とはいえませんよね。お恥ずかしい限りです。
何を伝えたいか明確に意識された写真・・・これこそが「報道写真」なんですね。
大賞に続くエリアは現在の「世界」を象徴するかのような、「紛争」を主題とした写真の一群。こちらは、かなり生々しいので見るのには覚悟が必要です。あまり多くは語りませんが・・・。これ、絶対に日本の新聞に掲載されることのないものばかりです。
会場には、その他の部門の優秀作品も掲出されています。感服したのは「自然」部門・単写真1位、ヨエ・ペテルスブルガー氏(ハンガリー)の「獲物をとらえるカワセミ。川底から水面を振り仰ぐアングルで、カワセミが水に飛び込んで餌の小魚を捕えた瞬間を写しています。「カッ!」と見開いた眼には眼球保護のための瞬膜が降りている状況もクッキリと写し出され、鳥撮りの一人としてぼーぜんとしてしまいました。うらやましい・・・
ここで、一念発起

この写真でどうだ! え? 何の写真だって? 私の朝食です。通勤途中にオニギリを買って会社に駆けつける、サラリーマンの日常がクッキリと切り取られているじゃありませんか! 組み上げた紙面のゲラが広がったままの机で食事をとる・・・なんてリアルなんだ!!
冗談はともかく、ぜひ見てもらいた写真展の一つです。
※今回の写真展は128カ国、5847人のカメラマンから10万1960点もの作品が寄せられたそうです。
オーストリアのグラーツという街を拠点に精力的な活動を続けている写真家、古屋誠一氏の写真展です。1989年から発表し続けている「メモワール」シリーズの集大成となる作品群約130点が並ぶほか、写真集の編集過程も公開されています。
1970年代からオーストリア・グラーツを拠点に活動する写真家、古屋誠一の集大成となる本展では、1985年に東ベルリンで自ら命を絶った妻を撮影した代表作から、家族が抱える闇や悲しみ、社会における生と死の問題や現実を意識化する独自の表現に迫ります(東京都写真美術館学芸員、石田留美子氏による「EXギャラリー」より)
報道写真とうってかわって、アーティスティックな写真展です。門外漢の私なんぞが口をはさむとケガをするだけなんで・・・

かわりといってなはんですが、ちょっと気になるポストカードを2枚ゲットしてきました。いずれもニャ~様が被写体。右側の子は草とじゃれているんですかね~。左側のトボトボと雪道を遠ざかる子は意味深です。
題名が示すように、19世紀中盤に確立された実用写真術「ダゲレオタイプ」以降に撮影された写真のうち、ポートレイト=人物写真をクローズアップしています。
同美術館によると
写真は多種多様に人物をとらえてきました。その手段や目的はさまざまですが、人物を写真にとどめるという行為は、それぞれの時代の要求に応えながら変容し、その現象は現代の私たちにも引き継がれています。幕末期の日本では私的な肖像(ポートレイト)のひろがりが、明治期における公的な記録の確立へと肖像写真を押し上げました。一方、西欧で長い歴史を持つ肖像画は一部の人々が独占していました。しかし、写真が発明されると、多くの民衆が肖像写真を求めてスタジオへ向かいました。肖像の民主化が写真によって行われたのです。(リンク先の同美術館公式サイトより)
なんだそうです。
大義名分はともかく、「史学の徒」である私にはこの手の展示会が一番面白い。一番時間をかけてネチネチと見て回りました。
リンク先の告知ページに、「劇聖」と讃えられる九世市川團十郎の写真が掲載されていますが、「この写真、見たことあるな~」と思ったら、浅草寺境内にある團十郎像のモデルのようです。
その他にも、幕末・明治の動乱を駆け抜けた若者(偉人ばかりじゃありません!)や、当時の暮らしをしのばせす市井の人々の写真もあったりして非常に興味深い写真展。個人的には「イチオシ」です!
本日付の産経新聞で、先日開催された「美しい日本語オープンフォーラム」の見開き特集面を掲載しています。文化部を軸に各部からの助っ人部隊も大量動員して取材したフォーラムです。その内容を紹介する紙面を、編集企画室整理チームで組み上げました。
見開き面を作る際、一番気を使うのは「見出しの整合性」になります。各面に掲載される記事から見出しを考えるのは当然ですが、向かい合う紙面で見出しの意味が通じないようでは話になりません。また、スタイルがバラバラでもバランスの悪い紙面になってしまいます。今回の紙面では
右面 言葉を豊かに
左面 思いやり生む言葉
としました。それぞれ11文字ずつ。間に挟むスペースも半角(2分の1文字分)で統一し、末尾も「~に」で揃えました。1つの面で同じスタイルの見出しが頻発すると「工夫の跡が見られない」とダメ出しを食らいますが、見開き面であえて形を揃えると全く違うイメージになるから不思議です。
今回のフォーラムは、福沢諭吉の提唱で生れた日本初の実業家社交クラブ「交詢社」の主催(産経新聞社後援)で2回目の開催になります。立命館大白川静記念東洋文字文化研究所長の加地伸行氏の基調講演に続き、加地氏▽作家で日本ペンクラブ会長の阿刀田高氏▽衆院議員で元首相の安倍晋三氏▽「子供に美しい日本語を伝へる会」主宰の土屋秀宇氏▽東京都世田谷区教育長の若井田正文氏によるパネルディスカッションが行われました。
各氏の発言からは、「日本語」に対する熱い思いがひしひさいと伝わってきます。特に、安倍元首相の
『万葉集』には天皇、皇后の歌だけではなく、農民や兵士の歌もある。1300年前に農民や兵士が歌を詠んだのは素晴らしいことだ。
という言葉には感銘を受けました。一方で、土屋氏の報告には信じられない思いです。
最近、幼い男児が若い母親に「ぶっ殺すぞ」と言うのを聞いた。別の場所では、雨宿りしていた男児が「ママ、帰ろう」と言うと、母親が「ふざけんじゃねぇ、まだ降ってんだよ」。暗い気分になった。
どうでしょう。土屋氏ならずとも暗い気分になりますね。このような状況を踏まえて、土屋氏は
乳幼児期の教育の大切さを指摘したい。思春期の問題は幼少に芽生え、背景に言葉の貧困がある。(中略)子供を取り巻く言語環境は悪化している。思いやりは美しい言葉から生まれる。
と指摘されています。
「日本語」をメシのタネとしている私どもも、思いを新たにしなければなりません。
日本語は美しい言葉
なんですから。
「白鷺」とひとくくりにされますが、日本にはダイサギ、チュウサギ、コサギ、カラシラサギの4種類の「白鷺」がいます。場合によってはクロサギの白色個体(西に行くほど割合が高くなる)や冬羽が白いアマサギ(夏羽は亜麻色)を加えることもあって、ややこしいことこのうえない。

チュウサギです。一年中、日本で見ることのできるダイサギ、コサギと違い、春になると渡ってくる夏鳥です。ダイサギと比べて小さいといわれますが、野外ではそんなの無理ってもの。決定的(?)な見分けるポイントは・・・

口角(嘴の結合部分)の食い込みが目の前(チュウサギ)か目の後ろ(ダイサギ)かという点だそうな。これにしたって、落ち着いている場面を観察するか、写真に撮って確認するかしかないんですけどね。他にも見分けるポイントはあるようですが、私が理解できるのはこれぐらい・・・

ダイサギ(左)がチュウサギを追い払っている場面ですが・・・まったく区別できません
チュウサギ http://www.yachoo.org/Book/Show/68/tyuusagi/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%82%AE
ダイサギ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%82%AE
※ダイサギは夏に日本で繁殖し冬は南方に渡る亜種チュウダイサギと、中国東北部で繁殖し冬鳥として日本に渡来する亜種オオダイサギとに分かれるそうです。ただし、見た目で区別することは難しく、観察した季節で判別(夏ならチュウダイ、冬ならオオダイ)するしかないようです
まだ昼まえ、すこしばかりけだるい雰囲気のただよう商店街が駅前から東西に続いていた。
今回、福嶋敏雄特別記者が降り立ったのは京浜急行立会川駅。
「TACHIAIGAWA商店街」というアーケードがかかっている。その両脇に大きな垂れ幕が下がっていた。
「若き日の龍馬がゆく」という白い文字が紺地に浮き、その下には黒船とおぼしきフリゲート艦、さらにその下に「はまかわ砲台」の文字があった。
以前、品川区のお隣である大田区に住んでいたので、この辺りの土地勘はあるのですが、「砲台」があったとは知りませんでした。それもそのはず。この砲台跡が見つかったのは2004年のことらしいです。今では周囲を埋め立てられ、すっかり「内陸」になっていますが、龍馬が生きた時代にはこの辺りは江戸湾に面した海浜地帯。近くに土佐藩邸の下屋敷があり、黒船来航に際して土佐藩が沿岸警護のために設置を願い出たのだそうです。
そんな辺りを逍遥するうち、福嶋特別記者が目にしたものは
商店街を海側に向かって歩いてしばらく行くと、左手に北浜川児童遊園という小さな公園があった。驚いた。右手をフトコロに入れた、例の、大きな龍馬の像がデンという感じで立っていた。ただし、こちらは強化プラスチック製である。
龍馬の足跡を追いはじめてから、まだ4カ月ほど。すでに10カ所以上で龍馬の像に遭遇した。「龍馬商店街」や「龍馬の街」や「龍馬坂」も通った。土佐には「龍馬郵便局」や「高知龍馬空港」まであった。
なんともはや、ものすごい人気がうかがい知れますね。
龍馬が東京・品川に警護のために駆り出されたのは史実であるといいますが、具体的にどこに派遣されたかまではわかっていないそうです。
とはいえ、「黒船来航」という一大事に接して若き龍馬の血が騒がぬはずがありません。
あの船を一隻でも持ちたい、という願望を抱く。
この願望は徐々にふくらみ、世界の海を遊弋(ゆうよく)してみたい、という龍馬の生涯にわたる悲願となった。
そこで今回の見出しは
「生涯の悲願」かき立てられ by ひの
旧東海道が通る品川宿界隈には、龍馬関連にとどまらず観るべき場所が多そうです。そのうち“取材”に繰り出しますか・・・
品川宿紹介のサイト http://www.japan-city.com/sina/
京急の立会川特集サイト http://www.keikyu.co.jp/webtrain/tachiaigawa/feature/index.html
※斜体部分は紙面から引用

シルエットクイ~ズ! といっても、タイトルから個人(個猫?)が特定されていますね。

カーテンも陰でも撮影されているのがわかるらしく、ソワソワしっぱなし

あとは寝たふりしかな~~~い!
by 日野原信生
【し】マヂ 警報発令!